第59話 事業の成功をもたらすビジネスチャンスの探し方

利益を生み出す違いを、どう生み出すか?

事業で利益を生み出すためには、「他社との違い」が必要です。
 
単にヨソと違うだけではなく、「大きな需要」を秘めた、利益の源泉になる「違い」です。その違いを実現できれば、お客様が他を顧みることなく、うちの会社・うちのお店に列をなすような、そういう「違い」。
 
なにかそういうビジネスチャンスはないものかと、常に新しいビジネスアイデアを求めている経営者の方も多いものです。まずは、アイデアという種を見つけなければ、育てようがありませんから。
 
が、しかし、ビジネスチャンスのアイデアの探しを一歩間違えると、時間の無駄になります。

よくある間違い

ビジネスチャンスのアイデアは、いったいどこに落ちているのか?
よくある間違いのひとつは、「最新技術」の中に何かがある気がしてしまうこと。
VR、AI、ドローン、ロボット、ディープラーニング、よく分からないけれど、そういった最新技術を当社の事業に導入すれば、何か新しい道が開けるのではないか、、、と。
そうやって、経営陣の期待が漠然としている限り、どんな最新技術もその会社の未来を変えることはないでしょう。
技術は事業の目的を達成する手段でしかありません。そして、事業の目的は、まず、自社の商品やサービスを喜んで多くの顧客に買っていただくこと。手段が目的を越えるとき、事業は迷走しはじめます。(流通業はもとより、サービス業や製造業でも同様です。)
テレビ・雑誌・本などの中に、アイデアを求めるのも、注意が必要です。
 
昨今、巷には、ビジネス番組、ビジネス書等、ビジネスに関する情報あふれています。
 「」「最近流行している」といわれるビジネスや商品・サービスを取り上げるようなビジネス系情報番組の類ですね。
 「ビジネス最前線の〇〇」「いま女性に話題の〇〇」「最近の若者に人気の〇〇」といった内容は、画面を通じてみれば、いかにも時代にマッチしたもの、新規性に富んだもの、消費者の心を捉えているようなもの見えます。
 しかし、それは視聴者の感情に訴える「演出の効果」にすぎないことを覚えておいた方がいいでしょう。新しいかもしれないけれど、利益が出ているか、再現性があるか、自社の事業環境に合うかは全く別の話です。多くの方がご存知の通り、企業自らがお金を出して番組仕立てにしていることさえあります。

ビジネスチャンスとは「確かな将来ニーズ」がある分野

 ビジネスチャンスとは「確実なニーズがある分野」。さらに、他社がまだ手をつけていない、かつ自社が得意とする分野です。
 であるとすれば、そのアイデアの種は「ニーズ」の中にあります。
では、「ニーズ」はどこにあるのか?どこを探せば発見できるか?
 テレビの中か?
 ドローンの中か?
 ...違うということが、みなさんもうお分かりだと思います。 
 「ニーズ」は「人の心の中」にあります。人の暮らしや仕事の中にあります。
 日々、新しい技術や、雇用形態や、人口変動や、政治動向や、海外動向やらが変化していく中で、人や企業は必ず変化しています。(皆さんも、10年前と今とでは、仕事の仕方、遊び方がかなり違っているはずです。)
 同じ45歳でも、10年前の45歳と、今の時代の45歳では、仕事の仕方は相当違うし、価値観もかなり違います。
 その変化の中で、生活者や企業は、何かが足りないと必ず感じているのです。何かに困っている。何かに戸惑っている。何かを求めている。満たされていない何かが必ずある。これがニーズです。言葉にならない形で、もやもやと、しかし確実に存在しています。
 そこに、自分たちにしかできない解決策を、商品構成として、サービスメニューとして提供できる可能性が、ビジネスチャンスのアイデアになります。こんな、地に足の着いた視点が、確実に未来を切り開くのです。

自社に有利になるお客様のニーズをどう見つけるか?

 繰り返しますが、ビジネスチャンスとは「確実なニーズがある分野」。さらに、他社がまだ手をつけていない、かつ自社が得意とする分野です。

 

 そこに、自分たちにしかできない解決策を、商品構成として、サービスメニューとして提供することが、最も利益を生み出す事業展開です。

 

 自分たちが、今の時代に、そして将来あらたにどんな価値を顧客に提供できるのか?

  

 お客様の日々を観察し、お客様の心の動きを観察していけば、みえるはずです。
さて。
みなさんは、自社に有利になるお客様のニーズをどう見つけますか?
他社との違いをどう生みだしますか?
儲かる道筋、成長する道筋は見えていますか?

●中小経営者限定実務セミナー開催中!

 

 お客様があれもこれも買いたくなる。また次も絶対ここで買いたくなる。それが優れた商品構成・サービスメニューの底力。

 

 今あるサービス・商品中心に【売上・利益の最大化】を実現する、BTM式商品構成・サービスメニュー刷新法。

 経営者は【現状打破】のためにどう判断し、どう行動していけばいいかを分かりやすく解説する実務セミナー。

 

「当社の転換のきっかけになりました!」と評価いただいています。詳しくはこちら→

●コラムの更新をお知らせします

中小企業経営者応援✉
今回のコラムはいかがでしたか?下のフォームでご登録いただくと、コラム更新をお知らせします(いつでも解除できます)。筆者による【メルマガ限定の特別メッセージ】もお送りします。ぜひご登録ください。
Eメール *
* 必須項目